斎藤佑樹のあの言葉を言わなきゃよかった。
と自らもらしたそうだが・・・その通り。何事も調子にのったらろくなことはない。
単独で戦う勝負事ならまだいいが、チーム組織で戦う勝負事は内部外部で様々な思惑があり、単純ではない。
あの時、みんなが打ってくれたから勝負に勝てた。感謝している。が正しいコメント。
野球のピッチャーはあくまでディフェンスの一人であり、どんなに優秀なピッチャーだとしても、まわりが打たなければ最高でも0-0の引き分け。
一人では勝てないわけだ。
あの発言の瞬間、将来のプロ野球界のすべての選手を敵にまわした。
また、一回だけでなく何度も戦うチーム組織同志の勝負は勝ち方も工夫がいる。
相手と格段の力差があったとしても、相手を完膚なきまで打ち負かすような勝ち方はアホのやることだ。
まず、相手のプライドを傷つけ根に持たれる。恨まれるわけだ。憎しみというパワーを相手に与える。
第二に、その力差を次回の目標に設定され、次回戦う時に相手が伸びてくる可能性がある。
だから、少しだけ勝てばいい。少しだけ相手より上回っているように見せかけ、やっと勝てた。でいいわけだ。
次回もそうする。
相手は惜しかった、もう少しだったと考え、プライドも保持される。
勝負事は負けてはダメだ。しかし、勝ちも大勝などせず、敗者に配慮した勝ち方は次に活かされる。
そう思いますね。