と言えば大塚家具。そのくらい世間一般を賑わせた。
この一件、娘の社長退任ということで、失敗の烙印を押され会社は人の手に渡ってしまった。最悪の事態となった。
先代は安易に娘に権限を与えてしまい、骨肉の争いになってしまった。当然この騒動、失敗について一定の責任がある。
娘は拡大路線、売り上げ至上主義にこだわり、高級路線からの離脱を望んだ。
また、それに一部の株主と銀行が賛同応援した。娘は当然だが銀行や株主にも責任の一端があることは明白。
外部から見るとそういうことか。
しかし、ドラマや小説の世界なら、もう少しおもしろい見方はないか。
たとえば、会社の行く末がどうしてもダメなことを両者(親と子)が理解したうえで、お家騒動を装い演技して、大塚家具の核となる一定の高級路線信者(ファン)を匠大塚に流し、生き残りを図った。とか。
だとしたら結果は思いの通りになったわけだ。
商売は売り上げや規模が大きくなればいいってもんでもない。
世間はそういう見方をするかもしれないが、一般大衆路線がすべてOKだとは思わない。
多様化しているこの時代。一部のファンの心をつかめたら、それはそれで良いのではないか?
もしかして、親子仲良くうまい酒でも飲んでいるかもしれない。
大塚家具は買収された時点でヤマダ家具。もはや大塚ではないのだ。
この時代ナンバーワンではなくオンリーワンこそ目指すべき姿か。
他人事ではなく勉強になる一件。