社長になりたい – バイク便　TIME BOX

先日内輪の飲み会である若者から、僕はいつか社長になりたいんです。

と言われた。

酔った勢いかもしれないが、いや悪くないよ、全然。と答えた。

世の中の大半の人が勘違いしていることがある。

よく私は年齢がどうの・・・とか学歴がどうの・・・と言って希望の仕事を諦める人がいるが、これは間違い。

人材はどの会社だって優秀なら、あるいはおもしろい人間なら欲しい。

表向きに諸条件を設けるのは、そうでないときに断りやすいから。

「あなたは年齢がね・・・・」と言えば簡単だし角が立たない。でも、本当はそういうことではないのだ。

つまりそういうことは絶対条件ではないわけだ。それよりも大事なことが本当はある。そのことに働く人は気が付くべき。

もちろん、新卒から採用して、時間をかけて育てるのも意味がある。しかし、純粋培養した人間だけで戦えるほど世の中甘くない。様々な経験を積んだり、まったくの異業種から採用することも大切だろう。何よりも時間を節約できる。

異業種参入して、１から積み上げるよりＭ＆Ａでその経験と時間を買う。そういうのと同じです。

今後、人材も会社もバンバン売り買いされる時代となる。

その時、表向きの条件に惑わされないこと。自分をしっかり見つめて、世の中の今、必要とされている部分を高めること、挑戦すること。それが大事ですな。