あれを見よ　深山の桜　咲きにけり真心尽くせ　人知らずとも

「あれを見よ　深山の桜　咲きにけり真心尽くせ　人知らずとも」松原泰道（龍源寺元住職）

私は宗教には興味がないですが、一応引用するなら正しく出典は記載しておきます。

これは、松原泰道氏が大学卒業後、就職先もなく半ばやけくそ気味に友人と東京から箱根に無銭旅行した際に偶然見つけた歌碑である。

作者も不祥。それがまた良い。

若いときは色々経験することが大事。若いときにしかできないことがある。

歩いて東京から箱根まで・・・距離にして１００ｋｍ前後あります。しかも無銭とは。

でもそんな無茶も若い時ならありえる。

コロナの影響で混迷を極めるこの時代。

どうすれば儲かるとかよく話題になりますが、そもそもこうなったらどう生きるべきか？

より根源的な考えをするようになりますが、そんな時に、こういう言葉が身に染みる。

答えは自然にあり、答えは名もなき人の歌にあったりします。

常に真理を探して、自分が自然の一部であること理解する。

またどんな大事件が起きたとしても、それを自分の人生史の乗り越えた単なるエピソードとして記載できるよう踏ん張っていきたいと思いますね。