新紙幣の発行は、別に価値が変わるわけでもないので景気浮揚に影響はないのでは?
という意見と、お金のことを考えるきっかけになる。という意見がある。
考えてみれば、30年前。バイク便の売り上げも現金が多く、締め日には大量の紙幣とジャリ銭が会社に集まり、数えるのに苦労したことを思い出す。ジャリ銭は大量だと重くて運べないほど。あれはなんだったんだろう・・・。と笑える思い出。
現在はキャッシュレス化がすすみ、お客様もほとんど企業。請求書を送って振り込んでいただける。工賃も振り込み。目の前に現金の現物をあまり見かけなくなった。
お金の情報化、データ化がすすみ、「お金を使う事とはお金を送金することと同意」とみれる。銀行さんの立ち位置は微妙になりますね。
個人間でアプリ内で送金できるし、割り勘もできる。
つまり、見えないところ、空中をお金が飛び交っているわけで、現物紙幣の役割は少なくなってきている。
ただねー
ありがたさはどうなんだろ。
昔、給料といえば封筒に入れて一人一人配ったもの。「ご苦労様」「ありがとうございます」みたいな言葉があった。つまりお金の価値が意味が今よりあった。
今は、お金というデータを送金するだけ、もらうだけ。
労働の対価をもらうのだからいたってイーブンの関係で良いのだが・・・。なんだろね。
小仁井秀雄
「運び続けて35年・人と荷物に優しいバイク便」
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