1月後半。コロナの隙間をみてこっそり九州旅行に行ってきた。久しぶりに温泉つかりに・・・。
たまたま鹿児島県の指宿温泉に行ったのだが、近くに特攻隊基地であった知覧飛行場があるという。
その時はなんの興味もなく、ホー・・という程度で聞き流していた。
そうしたら2月1日に石原慎太郎さんが亡くなったわけで、関連作品を見ていたら映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」を2007年に製作総指揮・脚本している。何かご縁を感じて映画を観たわけである。
この映画は知覧の軍指定の食堂おかみ、トメさんが中心。
映画を観て何を感じるか。それは人それぞれだろう。
戦争というものは決して美談ではなく悲劇となること。どうして戦争がいけないのか?それは前途ある優秀な若者の命が奪われるから。(特攻隊に行ける若者は強靭な精神力があり、家族を守るために犠牲となれる、優秀であったと思う)
また戦争体験者が時代とともに少なくなり、それを繰り返さないためでもあろう。実に悲劇なのだから、それを歴史となってもより悲劇として伝えることが大事。だいたい、体験者がいなくなる100年ごとくらいに戦争が起きる。どこの国も同様だろう。よりリアルに伝えるために現代の映画は貴重であると思う。
https://movies.yahoo.co.jp/movie/324782/
政治家としては思想等で好き嫌いがはっきり分かれる方だったが、映画や小説はまた一味違う。
永遠のゼロとともに若い方にも観てもらいたいところである。
石原慎太郎さんを偲んで。
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