映画モダン・タイムスとは約90年前のチャップリンの映画です。傑作です。
工場で働くチャップリン。ベルトコンベアーで流れてくる部品のねじ回しが彼の仕事だが、無情な機械のペースで働かされることで精神に異常をきたし病院送りとなるコメディだが・・・・。（工場を出てもボルトっぽいものを見つけると締めたくなる・・・最高！）（トイレでサボろうとしていたらデカモニターでどやされる。これ本当に90年前の作品だろうか。恐るべきチャップリンの想像力）
これって、まさにアマゾン倉庫の動態監視とか、AIにより生産性をマックスにすることも同じじゃあるまいか。
人間は機械じゃない。当たり前のことだが、現代でも同様のことがおこなわれており、これってコメディではないだろうか。笑っていい。
働くということはどこまでも、人間が指示をして、人間がそれを受け止めることだと思う。
人間は間違うが、それでも感情や同情、共感があるから素晴らしいのであり、絶対に機械の言いなりになってはいけない。
人の優しさは甘えも生むが癒しになるときもある。厳しい言葉は反感を買うこともあるが強い意志が伝わることもある。
と、AIの進化に危惧するところですね。コメディにならぬように。
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