最近はパワハラやいじめにうるさくなっているので表面的にはそのようなことは減っているだろう。
しかし、基本は不完全な人間同士がおりなす人間模様。完全になくなったりはしないし、人間同士が好き嫌いを言うのは止められない。
先日高校の同級生数名で飲み会をした。久しぶりに。
その中で2人は部長に昇進しており、サラリーマンとしてよくやったと自慢もするし褒められるものだろう。
そのうちの一人。
過去の苦労話をはじめた。飲んでいるとき気が合わぬ上司がテーブルからライターを落としたので私の友人がそれを拾ってあげようと体を屈めたところ、頭を踏みつけられたと。
それを我慢したと。
気が置けぬ同級生同士で飲んで酔った勢いとはいえ、自分の人生でどうしてもなんとも処理できないできごとだから飛び出たのだろう。
僕なら、きっとそれを我慢してなかった。たぶん殴りかかっていただろう。
そいつはたしかに頑固一徹で自論を曲げないところがある。
しかし、よくそこまで嫌われたものだと思ったものだが・・・・後で考えると涙が出た。
お前は勝った。確実に勝ったから今のお前がいる。
細かい事情は分からぬが、とにかく大したものだ。そう褒めてやりたい。
この世の中。わかりやすいパワハラは減るだろう。しかし、たとえば人事などは神様がくだすなら別だが不完全な人間がおこなうものだとしたら気に入る、入らないがどうしても出てくる。能力だけではありませんぞ。そんな甘いものじゃない。
それから想像の範疇だが、すべての出世した人が同様の残酷物語を持ち、耐え忍んできた結果活躍しているのだとしたら・・・。
僕は世の中とはとてつもなく残酷でありながら、とてつもなく素晴らしいと思うところなのだ。
小仁井秀雄
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