誰でもそうだろうが、大成功したい。何かを作る人間なら大ヒットさせたいもの。
たとえば、大ヒットした映画の制作者は何を考えていたのだろうか？（そんなところに興味が沸く）
答えはこうだろう「ただ、みんなが観たい映画を作っただけ」だと。
しかし、想像するに何か知っている範疇では大ヒットまではしないもの。何かに類似しているだけでは大ヒットまではいかない。
つまり、こういう仮説が成り立つ「自分も他人もまだ知らない、でも本当に欲しかったものを探せ」だ。
サービスや商品を作り出す側なら、まず自分の中の潜在意識を解明していくような作業となる。
人間て（コンピューターも）脳の構造上、知り得た知識や経験をもとにそれら点と点を結び組み合わせの中で発想しているはず。つまり、その基礎となる「点」がないところに組み合わせを作ることが普通できない。
だから理屈の上では知らないことを知るすべがないはず。
逆に知っていることは既知の事実であり、それを組み合わせで使用したところで類似商品しかできないことになる。
ではどうやって自分も他人も知らない本当に欲しいものを探せるのか？
それは「想像力」だろうと僕は思っている。
あくまでイメージだが、自分の知識のすべての点と点を結んだ図形があったとする。その組み合わせのすべてが自分の発想の限界だとする。ところが、その枠外に、おや？あの辺に何かありそうだ。と霧がかったまだ正体は見えずとも何か質的なものや表情がありそうな物体？存在？そんなものを想像できるかどうか。
まるでタケノコを探すような・・・竹藪に入り、おや？少しあそこ土が盛り上がっている・・・あの下にタケノコあるかしら・・・。と。見えていないが気配や存在を想像できるような。
というのも先日亡くなったYMOの高橋幸宏さんのニュースの中で、大ヒットした「ライディーン」の誕生秘話が出ていた。
SF映画『スター・ウォーズ』を「黒澤明監督が撮ったらどうなるんだろう」という細野さんの発案だった。という部分。
これを衝撃的に受け止めた。そういうことか・・・と。
あり得ない設定、前提、出来事・・・・それを想像して組み合わせを考えたら・・・・無限の可能性あるな。
大ヒットって、想像を絶する想像がある。ということか。
よく、天から降ってきた・・なんて天才肌の発明発言があるが、僕は凡人ゆえ、あくまで理屈で追求したい。
この記事は自分自身への控えの意味も込めて。
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