人工知能AIの研究が進んでいるが、それは自分自身の解明。
それは機械の擬人化だけど、一番わからないのは自分自身。
車はクルーズコントロールなるものがあり、高速道路などで一定の速度で一定の距離間隔を維持して自動で走行できるものがある。
しかし、人間ならその他もっと多くの要素を無意識に管理して運転している。
たとえば、１００ｍ先の車のブレーキランプが点灯したら後続車は自然とアクセルから足を浮かせ、いつでもブレーキをかけられるよう準備をする。つまり加速はしないもの。
こういう感覚は速度により、道路の状況によりいつも同じではない。
それが、機械は速度１００ｋｍなら車間距離〇〇ｍとか一律。他の車との相対速度でも運転は変わる。
自分の安全に対する概念は根拠があるようでないようで表現が難しい。
いくら機械は絶対に衝突しないから大丈夫と言われても、不安になりながら機械に頼ることは苦痛でしかないわけで・・・。
そういう「感じる」ところまで踏み込んで機械化させるのは至難の業だな。
いや、何が言いたいのかといえば、人間は自分が考える以上に素晴らしいものだということ。
それを機械化させようとすればするほど、そんなことまで無意識にやっていたのか？！と驚かされる。
人間のための機械なら、やはり最終的な決定や判断は人間がやるべき。
まだ機械には「生命」であったり「心」「感情」などの優先順位や判断コントロールできるものにはなっていない。
いろんな場面でそう思うことが多くなってきているね。
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