今の世の中、何も出世したり金持ちになるだけが幸せではない。
そうだなー僕の感覚では、世の中の半分の人は出世や金持ちになるよりも、のんびり落ち着いて生活したいと考えていると思う。これを成功者は敗者と呼ぶのかもしれないが、人間の幸福な一生という観点なら重要な選択肢の一つとみることもできるか・・・。いくら競争社会と言っても全員が勝者にはなれない。勝者がいれば反対側に敗者が必ず存在する。自分は敗者だ。なんて卑屈に生きるより、むしろ人間らしい本来の平穏な生活を望み暮らすこと。それは悪いことじゃないな。もちろん能力あるものは挑戦することを忘れてはいけませんよ。
先日吉祥寺で人気のある喫茶店に行って食事をしたが、食材は出所がはっきりしている自然なもので、味付けは実に薄い。そこにわんさか人が集まる。
過度な刺激を避け、穏やかに暮らしたい人達がいる。たくさんいるのだ。
だから会社が出世をあおり、強いストレスをかけたって、半分には効果があっても半分からは拒絶される。
つまり既存の価値観では通用しないのだな。
俳優の役所広司さんの映画「すばらしき世界」からの「PERFECT DAYS」を観て。
誰がなんと言おうが、その人にとって日々が「PERFECT DAYS」であれば、それで良い。そういう時代だと思った。
自分はそうでないとしても、そういう人も多いことを考えながらバイク便の会社を経営しなくてはいけない。
じんわりそう感じたところです。
政治家も、競争をあおり、生産性をあげろとか、人口をもっと増やせとか、勝手なことを言っても無駄ですよ。
暖簾に腕押しです。
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