紙を使わなくなってきたので、印刷出版は斜陽産業とだいぶ前から言われている。
たとえば、よく商品についていたマニュアル。
これは、今はQRコード一つペロッと印刷しておけば、簡単にウエブマニュアルを観ることができる。
ウエブマニュアルの良いところは情報量がほぼ無限。紙みたいに容量の制限がない。
また、常に最新情報にアップデートできる。こりゃ紙は負けますね。
そのうち学校の教科書もQRコードで「詳しく学びたい人はこちら」になるかも。
では広告。
これはグーグル様の覇権が続いているが、これも・・・・
新聞などは生き残りをかけてウエブニュースで会費を取る会員ビジネスに転換(もともと会員ビジネスだが)。
サブスクの音楽や映画配信サイトも同様だが、ある程度会員が集まりビジネスが成り立ったら、余計な広告を減らしていくことができる。
つまり、会員ビジネスが成功すればするほど広告費を押さえてグーグル様は損をする。
では、企業の会員募集の広告を出し続けているグーグル様はこのシーソーのような構造を長期的にどのように考えているのか。
今日何を食べようか?と美味しい店を探すのにグーグルは使っても、一度サブスク会員になった人は検索をかけないわけだ。
アパホテルみたいに今後自社ブランド、自社サイトの強化にみんな集中して最安値とし、グーグル、アマゾン、楽天など広告経由の流入はオマケ程度。これを目指していきますよね。
一度会員になった方には会員特別待遇を用意する。これは一般広告環境には提供しないので、企業からすると同じユーザーに何度も広告費をかけることがなくなる=ユーザーが増えれば無駄な広告費を減らせる
ああ世の中はおもしろい。
小仁井秀雄
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